2006年07月06日

BEST4 イタリア×ドイツ

いよいよここまで来た!って感じの
SemiFinalです。
ベルリンへの切符を掴むのは
ここまで急成長を遂げたホスト国ドイツか?
全てのしがらみを振り払う為に真に一つとなり
カテナチオを復活させたイタリアか?
まずはドイツのスタメンから。
  
     ポドルスキ クローゼ
 ボロウスキ       シュナイダー
     バラック ケール
ラーム           フリードリッヒ
   メツェルダー メルテザッカー
        レーマン
これまでバラックの裏、CBの前、
時にはSBの後ろまでカバーしていた
フリングスがアルゼンチン戦の後
暴力行為で処分を受け出場停止に。
かわりにケールがスタメンに。
あとはシュバインシュタイガーに代わり
ボロウスキがスタメンに。

        トニ
       トッティ
 ペロッタ        カモラネージ
    ガットゥーゾ ピルロ
グロッソ          ザンブロッタ
   マテラッツィ カンナバーロ     
        ブッフォン
対するイタリアはウクライナ戦に続き
4−4−1−1を採用。
メンバーはCBにマテラッツィがサスペンション明けで
復帰した以外はウクライナ戦と同じ。


試合開始
この試合堅守を特徴とするチーム同士の対決だけに、
立ち上がりはスローペースが予想されたが、
どちらも立ち上がりからアグレッシブなサッカーを展開し
特に中盤はガツガツと激しかった。
そんな中最初のチャンスはイタリア。
3分ペナルティエリア左前約30mから
トッティが低く速いボールで狙うも
レーマンキャッチ。
14分左サイドからのクロスを
ファーでポドルスキが折り返すも、
ここはカンナバーロがクリアする。
カンナバーロはこの日もこれまで同様絶好調で、
幾度と無くドイツの攻撃を跳ね返していた。
16分ドイツDFの裏を取りペロッタがレーマンと
一対一になるも、決めきれずレーマンセーブ。
28分ペナルティエリア右ゴールライン付近から
ピルロがペナルティアーク付近でフリーのトッティに
マイナス気味でグラウンダーのクロスを送り
シュートするもDFに当たってしまう。
面白いプレーだったが、このプレーを狙うには
ゴール前の密集度が高すぎたか。
ちなみにドイツはセットプレーの時マンマークだった。
31分右コーナーキックをカモラネージが蹴るも
これはレーマンキャッチ。
この試合レーマンは思いっきりのいい飛び出しから
殆どイタリアのコーナーキックをキャッチしていた。
34分中盤でいい形で奪ったドイツがカウンターに入り
イタリア2 ドイツ3の数的優位な形から右サイドをフリーで
上がってきたシュナイダーに渡りシュートもゴール右上に外してしまう。
かなり決定的な場面だったが枠に飛ばなければゴールにはならない。
39分ボロウスキがトッティへ後ろからタックルしイエローを受ける
その後ロスタイム1分を消費し46分
前半終了

 両チーム共決定的チャンスはあったものの
互いに決めきれず、またそれ以外の時間帯は
どちらも堅い守備に苦しみ抉じ開けられずといった展開だった。
しかしザンブロッタ、グロッソの両SBの上がりが多く見られた点
シュート数、ポゼッション率で上回った点から見て
52対58くらいでイタリア優勢といったところか。

後半開始
立ち上がりいきなりドイツがチャンスを迎える。
4分クローゼが一人で持ち込みペナルティエリア内に
入りシュートしようとした所へブッフォンが好判断で飛び出し
セーブ!判断が0.5秒遅れていたらゴールという場面だった。
その直後6分今度はグロッソがスルーパスに抜け出し、
レーマンと一対一になるがこれはオフサイドを取られてしまう。
両者後半も立ち上がりからチャンスを作り
このままハイペースで進むのかと思いきや、
一転ここからペースダウンし、中盤を中心にある程度スペースが空きだす。
11分メツェルダーがイエローを受ける
17分右サイドのシュナイダーからペナルティエリア内右に居た
ポドルスキが受け、反転シュートするもブッフォン弾く!
受けた後素早い反転からのシュートだったが
流石ブッフォンという場面だった。
しかしココまで堅いイタリアの守備が何度が裏を取られる場面があり
少し気になった。
ここで両チームベンチが動き
27分ボロウスキに代えシュバインシュタイガー投入
28分トニに代えジラルディーノ投入
37分シュナイダーに代えオドンコール投入
39分後ろからのパスにグロッソが反応するも
これはレーマンが僅かに早く飛び出しクリア。
44分カモラネージがイエローを受ける
その後ロスタイム3分を消費し
後半終了

 この瞬間楽しみが30分増えた。延長戦突入!
それにしてもこの試合クローゼが殆ど姿を表さず
80分以上消えていた。

延前開始
と同時にカモラネージに代えイアキンタ投入
2トップに。しかしイアキンタはサイドに流れる事が多く
中にはジラルディーノが居る形が多かった。
そしてその直後ジラルディーノが一人でペナルティエリア右から
切り込みシュート!ボールはレーマンの横を抜けるもポスト直撃!
更にその直後の1分右コーナーキックからのセカンドボールを
ペナルティエリア右前からザンブロッタがボレーで狙い
これもレーマンの手の上を越えるがバー直撃!
あわやという場面が2度続きイタリアには
「これでも決まらないのか・・・」という雰囲気になってる様にも見えた
13分ペロッタに代えデルピエロ投入
16分右サイドからのクロスをニアへフリーで
走りこんだポドルスキーがヘッドするもこれをゴール右へ外してしまう。
イタリアDFは集中力が一瞬切れたのか、
ポドルスキの両側3〜4mは誰も居なかった。
その直後ロス1分を消費し
延前終了

 両チーム試合を決めるチャンスがあっただけに
悔しい延前となった。
そして・・・

延後開始
5分クローゼに代えノイビル投入
6分ペナルティエリア内でボールを受けた
デルピエロがキープに入り粘るも結局打てず、
そこからカウンターを食らってしまうが
ドイツはこのチャンスを活かせず。
8分イアキンタ→ジラルディーノ→デルピエロと渡り、
ペナルティエリア右角からデルピエロがミドルを狙うも
これはゴール左へ外れてしまう。
そして12分ペナルティエリア右角前約20mから
ピルロが左足でミドルを狙うもこれはクリアされ
右コーナーキック。
このコーナーキックをデルピエロが蹴るが
クリアされてしまう。しかしそのクリアボールが
ペナルティアーク上に居たピルロの元へ。
決して簡単なボールではなかったが、
これを柔らかいトラップでしっかりコントロールし
右へ向かいドリブル。DFを3〜4人引き付けた所で
ノールックでペナルティエリア内右に居るグロッソへ
グロッソはこれをダイレクトで左足でインにかけ
ゴール左へシュート!きれいにカーブのかかった
ボールはバラックの横を通り抜け
更に跳んだレーマンの横も通り抜けポストギリギリへゴール!
イタリア先制!イタリア1−0ドイツ!
PKへ突入への雰囲気が漂いだす中
ピルロの見事なパスからグロッソのファインゴールだった。
更に更に16分全員攻撃を仕掛けてきたドイツからボールを奪うと
カウンター発動!これに見て左サイドを駆け上がってきた
デルピエロがフリーで受けレーマンと一対一になると
デルピエロゾーンから右足でゴール右へゴール!!
イタリア追加点!イタリア2−0ドイツ
決勝への扉を開いた。
この直後終了のホイッスルが鳴り
試合終了!
イタリア勝利!決勝進出!!

 終了間際の劇的なゴールから
最後はデルピエロまでがゴールを決め最高の試合となった。
ホスト国ドイツは熱烈な応援を受けながら
BEST4で散り3位決定戦へ回った。


  イタリア2−0ドイツ
119'グロッソ
121'デルピエロ


W杯もこの試合を含めあと3試合。
刻々と決勝の時が近づき、
イタリアの相手を決める準決勝。
グループDからオランダ、イングランドを倒し上がってきたポルトガルと
グループGからスペイン、ブラジルを倒し上がってきたフランス。
まずはポルトガルのスタメンから
       パウレタ
  ロナウド     フィーゴ
     マニシェ デコ
     コスティーニャ
ヌノバレンテ       ミゲウ
   Rカルバーリョ メイラ
       リカルド
やはり大きいのはデコの復帰。
システムは大会を通して4−3−3の固定だ。
対するフランスのスタメンはこちら。
      アンリ
 マルダ  ジダン  リベリ
    マケレレ ビエラ
 アビダル      サニョル
    ギャラス テュラム
      バルテズ
こちらも変わらず4−5−1。
このチームはジダン次第だけに、
注目はやっぱりそこだろうか。
2ラインからのディフェンスの安定感は大会随一なのも
忘れてはならない。


試合開始
最初のチャンスはポルトガル。
ペナルティエリア右前からデコのミドルシュートを
バルテズが弾き更にそこへパウレタが詰めるも
一歩遅くクリアされてしまう。
6分ジダンからの左コーナーキックを
ビエラが合わせようとするがこれはDFクリア。
8分ペナルティエリア前にドリブルしていった
Cロナウドがヒールで落としたボールを
後ろから走りこんだマニシェがミドル!
しかしこれはボール1つゴールの上。
9分フィーゴが右サイドを突破し
中のパウレタを狙いクロスを上げるが、
これはパウレタの前にテュラムが入りクリア。
まずは2人のベテランが互いにチャンスを作った。
13分ペナルティエリア左前のジダンから
左サイドのリベリに展開し、
中へクロスを送りファーのアンリが合わせようとするが
これはタイミングがあわず。
14分フィーゴの突破から右コーナーキックを獲得し
これをフィーゴが自ら蹴るも中での競り合いで
ポルトガルがファールをとられてしまう。
ここまで必ずと言っていいほど
チャンスにはジダンとフィーゴの名前が出ているが、
ジダンは周りを使いフィーゴは自ら突破するという
対照的なスタイルだった。
24分ここまではそれほどスペースや時間的余裕が
無い訳ではないが、球際は激しくポルトガルは
思うようにポゼッション出来ずフランスペースという感じで、
ポルトガルはしょうがなく長いパス一発で裏を狙うという
意図のボールが何本か見られた。
29分ペナルティエリア前のリベリから
左サイドに流れていたアンリに展開し
アンリが勝負を仕掛け抜くと右足アウトにかけ
グラウンダーのクロスを入れるもこれは誰も触れず。
そして31分ペナルティエリア内左で
ボールを受けたアンリがリカルドカルバーリョの
足に引っかかり倒れファール。PK獲得!
このPKをジダンが右足でゴール左へ!
リカルドも左へ飛び手に当てる!
がボールの勢いが勝りゴール!フランス先制!
ポルトガル0−1フランス
リカルドとジダンの対決は迫力があった。
37分左サイド突破から得た左コーナーキックを
デコが蹴るがこれはニアでクリア。
しかしポルトガルはこの時間帯から
これまで殆ど封じられていたサイド攻撃が再び顔を出し始め、
前半終盤はポルトガルペースで試合が進む。
38分ロナウドがドリブルで3人抜きをし
ペナルティエリア内左からシュートを打つが
これはDFに当たりゴール左へ外れてしまう。
46分その後ロス1分を消費し
前半終了

 前半立ち上がりからフランスがその堅い守備でペースを握り
先制という理想的なパターンで前半を終えたのに対し、
ポルトガルはペースと先制点を奪われ
苦しい展開のなか前半終盤にペースを自分達に引き戻しはするものの
決定的チャンスというものは作れず同点にする為にはもう一歩といった感じか。

後半開始
5分左サイドのジダンからペナルティアーク上のリベリへのパスが
通りリベリはこれを受けると反転シュート!
しかりこれはリカルドセーブ!
8分今度は逆のゴールで縦パスをペナルティエリア左で
受けたパウレタが上手いフェイントでDFのタイミングを上手く外し
反転シュート!しかしこれはゴール左へ外れてしまう。
9分ロナウドの左サイド突破から得た左コーナーキックだったが
これをニアでクリアされそこからフランスがカウンター!
オフェンス3に対しディフェンス2となるが
左サイドからファーへのアンリのパスが合わず
クリアされてしまう。
18分負傷したミゲウに代わりパウロフェレイラ投入
23分パウレタに代えシモン投入
24分ここまで1点リードのフランスは無理して責めず
ポルトガルは攻めたいがフランスの堅い守りを崩せずで
シュートまで行かない時間帯が続いた。
そして両チームベンチが動き
28分リベリに代えゴブー投入
29分コスティーニャに代えポスティガ投入
30分そのゴブーが右サイドを突破し
グラウンダーでマイナスのクロスを入れるが誰も触れず。
32分ペナルティエリア左約25mからのフリーキックを
Cロナウドが右足で狙い見事に真芯を捉えたボールは
バルテズの前で急激に落ちバルテズはたまらずファンブル!
ボールが飛んだ先にはフィーゴが!
これをヘッドで狙うもボールは無情にもゴール上へ外れてしまう。
ポルトガルこの試合最大のチャンスだった。
37分リカルドカルバーリョがイエローを受ける
39分フランスは2枚代え。
アンリに代えサア
マルダに代えビルトールを投入
42分サアがイエローを受ける
49分ポルトガルの右コーナーキックを蹴るも
クリアされる、更にそのセカンドボールから左クロスが
上がるもバルテズキャッチ。
そしてその直後ロスタイム4分を消費し
試合終了!
フランス決勝進出!!

 試合後退屈なゲームだったと批判を受けたこの試合だったが
フランスの強固なディフェンス、試合運びの上手さが出
フランスとしては理想的な勝利の仕方だっただろう。
ポルトガルはフランスの守備が厳しく中盤ではボールすら
満足に持たせてもらえず結果的にロングボールが多くなってしまい
自分達のサッカーをさせてもらえなかった。
これで決勝のカードはイタリア×フランス
どちらも今大会最高と呼び声高い強固なディフェンスを持ったチーム。
やはりこういう一発勝負の大会は守備の安定しているチームが強いという
セオリーを見事に反映する結果となった。


ポルトガル0−1フランス
        33'ジダン(PK)



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posted by KEN at 03:54| Comment(0) | TrackBack(0) | W杯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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